2018年度協豊会東海地区 レベル向上活動
 「豊田工業大学見学会」を開催
 協豊会東海地区は11月13日(火)、名古屋市天白区にある豊田工業大学において幹事会社9社及び総務委員参加による見学会を開催いたしました。

 見学会を始めるにあたり、豊田工業大学(以下、工大)の増田理事長様よりご挨拶があり、工大の沿革と特色、主な取組みについてご説明いただきました。
 
【増田理事長のご挨拶】 
【榊学長のご挨拶】
 工大の特色として、学部1年生時に全員が入寮する全寮制、他大学との連携も含めた人文系教養教育による「人間力」の育成、海外の有力大学との活発な交流、豊田工大シカゴ校の設立と連携などによる国際性の涵養など、視野の広い人材を育成する取組みをご説明いただきました。従来の「T型人材」の育成ではなく、学術の共通基盤としての基礎と次代を拓く先見性・創造力を加えた「士型(サムライ)人材」の育成を実践しているというお話がとても印象的でした。
 ご説明の後、2018年3月に竣工した南棟を中心に学内および学生寮を見学させていただきました。まず、南棟の創造性開発工房、研究ゾーンにおいて設備、施設、授業風景などを見せていただき、続いて西棟1FにあるInnovators Plaza t-COMPASSにおいて、豊田佐吉翁・喜一郎氏の一世紀半に及ぶ「研究と創造」の歴史をご説明いただきました。その後、学生寮を実際の部屋の中までお見せいただき、学生達がどの様な寮生活を送っているかを実感することができました。
 
【教室・研究ゾーン】
【Innovators Plaza t-COMPASS】
 
【授業風景】
【学生寮(久方寮)】
 一通りの見学の後、榊学長がご挨拶され、出席幹事との活発な質疑応答が行われました。今回の工大訪問ではその幅広いお取組みを見聞することで、自動車業界共通の課題である「将来人材の育成」についての様々な気づきを得られ、大変有意義な見学会となりました。

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