2018年度 協豊会・栄豊会(共催)CSR講演会
『価値協創ガイダンスを活用した持続的成長戦略』
~自動車産業における稼ぐ力のレベルアップとESGの考え方~
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
インベストメントリサーチ部 チーフリサーチアドバイザー
松島 憲之 様
 協豊会は、栄豊会との共催による2018年度CSR講演会を、7月26日(木)にトヨタ自動車本館ホールに於いて、講師に三菱UFJモルガン・スタンレー証券の松島 憲之様をお招きし、『価値協創ガイダンスを活用した持続的成長戦略』を演題にして開催いたしました。
 当日は、トヨタ自動車さんのご職制をはじめ、数多くの両会員会社のトップや経営幹部約500名の方々にご参加いただきました。

 松島様のご講演は、冒頭に「持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会」が報告書としてまとめた「伊藤レポート2.0」が提案する『価値協創ガイダンス』の概要のご説明から始まり、ガイダンスを共通言語として企業経営者と投資家が対話の深化を通じて、日本企業の『稼ぐ力』の更なる向上を目指すことが大事であることを話されました。
 自動車業界も100年に一度の大転換期を迎えるにあたり、企業理念とビジネスモデルの提示、無形資産・非財務情報の戦略化、それを支えるガバナンス体制の確立など、『価値協創戦略』により収益体制の再構築を行うことが必要であるとご説明いただきました。
 最後に、ESG投資評価や持続可能な社会を目指すSDGsを先取りし、新技術への対応と継続的なイノベーションによる自己変革により『稼ぐ力』を向上させることの重要性を分かり易くご説明いただき、自動車業界に深く関わる両会員会社にとって、大変参考になる講演会となりました。 

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