2018年度 協豊会関東地区グループ活動
 トヨタさん講演会を開催
 協豊会関東地区は、2月26日(火)午後、トヨタ自動車の東京本社・会議室を会場にお借りして、2018年度第4回目のグループ活動として講演会を開催しました。当日は関東地区会員会社の46社から49名が参加し、トヨタ自動車並びにトヨタモビリティサービス㈱からお招きした講師に、新型車開発へのお取組みと、最近のトヨタさんのモビリティ動向についてのお話をしていただきました。

 最初のご講演は、昨年発売された『新型クラウン』のチーフエンジニア(CE)として同車の開発指揮を執られた、トヨタ自動車 車両技術領域 領域長の秋山 晃 様から『クラウンの歴史と開発に賭けた想い』をテーマにして、先ず歴代のクラウンとその担当主査について数々のエピソードが紹介され、続いて15代目クラウンのCEとして想い・目指されたこと、そのために取組まれたことについてお話いただきました。歴代クラウンが常に挑戦と革新を続けてきた中、今回の新型開発でも日本と日本人のためのクルマづくりとして、様々な革新や新たな価値創造に挑まれたことを動画による紹介も交えながら大変分かりやすくご説明いただきました。
 
お話される秋山領域長
 続いて、トヨタモビリティサービス フリートカンパニープレジデント 取締役 専務執行役員の福井 俊之 様から、『トヨタモビリティサービスの取組みについて』をテーマにして、同社の紹介と事業内容をご説明いただきました。
 その中で、モビリティ事業では『Mobility For All』を掲げ、トヨタさんのCASEへの取組みにおける「下流で戦略の実施」をミッションにして、トヨタの新しいカーシェアサービスの実証実験となる『TOYOTA SHARE』(トヨタ シェア)を東京でスタートされ、今後全国に拡げていきたいとのお話を伺いました。
お話される福井専務執行役員

 今回の2つのご講演とも参加者には、「カーメーカーからモビリティカンパニーへ」と挑戦するトヨタさんの『リアルの世界』での競争力強化に向けた様々なお取組みの中で、その好事例を知る機会となり、大いに参考となりました。

 講演会終了後には参加者のコミュニケーションを一層深める懇親会も開催され、今回も大変有意義なグループ活動となりました。