交通安全を祈願
~ 蓼科山聖光寺夏季大祭、タテシナ会議 ~
 歴史と祈りが息づく聖光寺の山門

 7月17・18日、長野県茅野市で、交通安全の祈願と交通事故犠牲者に鎮魂の祈りを捧げる蓼科山聖光寺夏季大祭と、交通事故死傷者ゼロを目指す第4回「タテシナ会議」が開催されました。

 聖光寺は、昭和45年(1970年)に奈良薬師寺別院としてトヨタ自動車および関連会社が施主となり創建され、今日まで交通安全を専一に祈願されるとともに、「一路安穏」を併せて祈祷されています。
 17日は、願い事を清めて成就することを祈願する柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)から始まり、火渉りの儀式、稚児行列が行われた後、交通事故犠牲者慰霊の萬燈供養会(まんとうくようえ)が滞りなく執り行われました。
 翌日18日には、交通安全祈願の夏季大法要が執り行われ、トヨタ自動車の近社長、スズキ㈱の鈴木社長、㈱SUBARUの大崎社長、マツダ㈱の毛籠社長などの完成車メーカー、部品メーカー、保険会社、トヨタ自動車販売店協会のトップの方々、茅野市関係者をはじめ、警察関係、商工会議所など、地域の皆様も参加され、全員で交通安全を祈願しました。協豊会からは小島会長、栄豊会からは神谷会長が列席し、会員の皆様の交通安全を祈願しました。

 また、夏季大法要の前には、交通事故死傷者ゼロ実現を目指した議論と活動を進めるための第4回「タテシナ会議」が二部構成で開催されました。
 第一部は、TMF(一般財団法人トヨタ・モビリティ基金)理事でモータージャーナリストの岡崎五朗氏から、「聖光寺が創建された1970年の交通事故死者数は16,765名と過去最多を記録した年であり、その後、技術革新や交通安全活動の積み重ねによって死者数は大幅に減少し、2025年の交通事故死者数は2,547名となり、統計が残る1948年以来で過去最少を記録しましたが、数字の改善に安住することなく、交通事故死傷者ゼロを目指し続けることが重要である」旨のお話があり、あらためて本会議の目的が認識されました。
 さらに、愛知トヨタEAST㈱・愛知トヨタWEST㈱の山口会長から「聖光寺の祈りの原点」をテーマに、聖光寺建立の経緯と交通安全に対するトヨタ販売店の想い・取り組みについて紹介がありました。
 第二部のパネルディスカッションでは、トヨタ自動車の中嶋副社長とTMF理事の自動車経済評論家の池田直渡氏が登壇され、「交通事故死傷者ゼロに向けた行動」について意見交換が行われ、人・クルマ・交通インフラの三位一体のさらなる深化を目指す方向性が打ち出されました。
 最後に、近社長から、2020年の聖光寺50周年の際に、豊田会長が発信された「私達が本当につくりたいものは人々の幸せです。これからも私達は願い続けてまいります。この世界から悲しい事故がなくなるように」、という想いが紹介されました。併せて、交通事故死傷者ゼロに向けた社会全体の継続的な取り組みの重要性を改めて共有し、閉会となりました。
 今後も、協豊会・栄豊会では、交通事故死傷者ゼロを目指して、皆さんとともに「交通安全はみんなでつくるもの」という認識を共有し、取組みを継続して参ります。

夏季大法要の様子 タテシナ会議の様子


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