トピックス
「環境月間特集」
持続可能な社会の実現に向けた取り組み
[株式会社ブリヂストン]
(HP寄稿通算回数)
 ブリヂストングループは、2017年に始動したグローバルCSR体系「Our Way to Serve」において、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」を重点領域として位置付けています。「環境」については、2050年を見据えた環境長期目標を掲げ、「生物多様性ノーネットロス※1」「100%サステナブルマテリアル化※2」「グローバル目標※3への貢献(CO2排出量50%以上削減)」に向けて取り組んでいます。その中でも取水量とCO2に関しては、以下の中期目標(目標年:2020年)を策定しています。
生産拠点における取水量原単位※4を2020年までに2005年比35%削減
2020年までにモノづくりで排出される以上のCO2の削減に貢献
    製品の原材料調達から生産、流通、廃棄にいたるモノづくりの過程※5で排出されるCO2を35%削減 (2005年対比、売上高当たり)
    タイヤの転がり抵抗を25%低減 (2005年対比)
 2017年には、冷却水の循環利用、製造プロセスの改善による効率的な水資源利用や雨水の利用などにより取水量原単位を34%削減しました。CO2に関しては、エネルギーの効率的な利用などにより、モノづくりの過程で排出されるCO2を35%削減するとともに、低燃費タイヤの開発とグローバル展開により、タイヤの転がり抵抗を19%低減しました。これをCO2削減貢献量に換算すると約1,170万トン※6相当になります。今後もグループ全体で環境活動を進めるとともに、2020年以降の目標についても検討を進めていきます。

※1 ノーネットロスとは、事業活動が与える生物多様性への影響を最小化しながら、生物多様性の復元などの貢献活動を行うことによって、生態系全体での損失を相殺するという考え方です。
※2 ブリヂストングループでは「継続的に利用可能な資源から得られ、事業として長期的に成立し、原材料調達から廃棄に至るライフサイクル全体で環境・社会面への影響が小さい原材料」をサステナブルマテリアルと位置付けています。
※3 2008年7月に行われたG8北海道洞爺湖サミットにおいて、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも50%削減するとG8が合意し、同年にエネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合( 先進国+中国、インドなどの新興国)で共有された目標をグローバル目標としています。
※4 事業ごとに生産量や売上高当たりの取水量を原単位として管理しており、それらの削減率の加重平均値を指標としています。
※5 モノづくりの過程とは、原材料調達、生産、流通、廃棄・リサイクルを指します。
※6 「タイヤのLCCO2算定ガイドライン Ver.2.0」(2012年4月一般社団法人日本自動車タイヤ協会)に基づいて算出。
 

より詳しい情報は「サステナビリティレポート」をご覧ください。

 

https://www.bridgestone.
co.jp/csr/library/index.html

ブリヂストングループ 環境長期目標
 


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