トピックス
「安全週間特集」
相互啓発型『安全文化の構築』を目指して

[大豊工業株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 当社は10年程前より、デュポン社安全文化発展モデルに照らし合わせた活動を行っております。安全活動はトップ主導で活動継続し、全ての従業員に安心感を与えなければ安全な職場づくりをやっているとは言えません。
 そのために「土台作り」「人・設備づくり」を軸とした全社活動を進め、何度もPDCAを繰り返して参りましたが、十分ではありません。更なる活動の深化を図るべく2019年より感じてもらえる指導力醸成「フェルトリーダーシップ」を掲げ取り組んでおります。
 今回、相互啓発型安全文化構築へ向けた取り組み「公開段替活動」と健康習慣づくりの「てくてく大作戦」をご紹介致します。

・ 「公開段替活動」とは、過去災害の分析結果では低頻度作業、段替作業時に災害が発生していた為、工場長自らが
 現地現物で段替作業観察を実施し、リスク把握~対策施行までスピーディーに行う活動です。作業者から「本音の
 意見」を聴き取り、やり難い作業、不安全行動を把握して標準作業の見直しを図っています。

・ 「てくてく大作戦」とは、少子高齢化が進む中全ての従業員が元気に働き、健康寿命を延ばせるように2年前より
 開催し継続中です。職場の仲間でチームを作りコミュニケーションを図りながら楽しく運動習慣を身につける活動
 です。3ヶ月間、毎日8,000歩以上歩くことを目標にして、チーム仲間で切磋琢磨しながら目指します(豊田市本社から
 九州工場までの距離に相当)。役員チーム、グループ会社からも参加して盛り上がっております。  

 まだ、私たちの目標である『全災害“ゼロ”』に至っておらず、安全・衛生活動は道半ばです。安全と衛生活動にゴールはありません。全従業員、家族の笑顔を守るためにも、安全で安心して働きやすい会社づくりを使命として、今後も安全衛生活動を愚直に取り組んで参ります。
 【公開段替活動】
段替開始時間に、工場長、職制が集まり作業観察を実施、作業要領書の整合性確認と急所ポイント、リスク評価の見直し、不安全箇所の改善(トップが現地にいることで即断)
   
【てくてく大作戦】
『3ヶ月で本社工場から九州工場まで歩こう!』
 


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