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競歩で世界へ NTN陸上競技部 園田世玲奈
[NTN株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 NTNが生産拠点を構える三重県桑名市では、約20名の部員を抱える陸上競技部が活動しています。1950年に創部し、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に通算57回と歴代3位の出場回数を誇ります。中距離でも複数の種目で日本記録を樹立し、これまでも日本代表選手を複数輩出した実績を残しています。
 現在、一般種目の新星として活躍しているのが女子競歩の園田世玲奈選手です。職場では管理会計を務める傍ら、2022年7月に米国で開催された世界陸上選手権大会では女子35km競歩に日本代表として出場し、自身が持つ日本最高記録を上回る2時間45秒09秒で9位に入りました。
 2018年に入部した園田選手は、自ら考案した練習メニューなどを交えつつ練習に取り組み、各大会で頭角を現してきました。ハイレベルな大会で経験を積むごとに、世界の舞台を意識するようになり、2022年4月の日本陸上競技大会で優勝し、念願の日本代表に初選出されました。
 2022年10月に開催された全日本35km競歩高畠大会においても優勝を飾り、2023年にハンガリーで行われる世界選手権への出場を大きく手繰り寄せました。「どれだけ苦しいレース展開を迎えても平常心を保ち、日々の練習を信じてベストを尽くす」この信念を胸に、世界のライバル達と熱いレースを繰り広げます。園田選手の応援を是非ともよろしくお願いいたします。
NTN陸上競技部 園田世玲奈選手 2022年4月の日本陸上競技大会で優勝し、
初の日本代表に選出
2022年7月の世界陸上選手権大会では
自身が持つ日本最高記録を
上回る好タイムを記録 


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